
琵琶湖疎水記念館
昨年、学校で琵琶湖の疎水事業を寸劇とした学習発表会がありました。そのときにナツが当時の京都知事、北垣国道を演じたのがきっかけで疎水に興味を示し、一度見に行きたいとのことだったので、GW中夫が同窓会の日に時間があったので見に行ってまいりました。
実を言いますと私は「疎水ってなに?」というぐらいの低レベルな知識だったのですが行ってみて非常に興味深い内容でとても面白かったです。
| お濠ではありません。疎水なんです。コレ。 | 憧れ?の北垣知事の銅像(小さい)と。 |
明治維新後、首都が東京へ移り、京都は衰退の危機を迎えておりました。そのときに琵琶湖から水を引き、水の力で新しい工場を興し、船で物資の行き来を盛んにしようとするプロジェクトを第3代京都府知事の北垣国道が起こしたのでした。
福島県の安積疎水の主任技師南一郎平に琵琶疎水計画の調査を依頼し、大津京都間の測量を島田道生に命じ、東京の工部大学校を卒業したばかりの田邉朔郎を土木技師に採用し、明治18年(1885)に着工しました。
第一トンネルは長さが2436mあり、わが国初めての竪抗を堀、れんが、材木も直営で生産し、ほとんど人力だけで工事を進め、着工から5年後の明治23年(1890)に完成し、水力発電を採用したおかげで、新しい工場が生まれ、路面電車も走り出し、京都は活力を取り戻しました。
いまでも京都の町が水不足にならずにすむのはこの疎水があるからだそうです。
| この線路みたいなものは、「インクライン」と言って、途中勾配の関係で舟を陸に揚げて運ぶ線 だったようで、左写真の右側に橋のようなものが写っていますが、それに舟を乗せて 次の疎水の地点まで引っ張っていったようです。 |
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| インクラインを上っていき、さらに上っていくと、 なんと!こんなところにたどり着きます。 ここは南禅寺内の水路閣です。 |
写真撮影スポットとしても人気のある場所の ようです。 |
| 疎水見学に来たはずが、いつの間にか お寺見学へ |
やっぱこの季節の京都は良いのかもしれない |
| 南禅寺を後にし、京都市美術館の裏庭にて | |
疎水記念館なんて、普通京都見物に来て来るところでは無いと思いますが、京都の近代歴史を知る良い資料館だったと思います。墨絵で書いた測量図、疎水工事の記録図などどれもこれも目を見張るものばかりで日本の技術のすばらしさを改めて感じたりしました。
インクラインを上ると広場に出るのですが、「あっち行ってみよう」と入ったところから狭い疎水が続いており、その脇を通ると南禅寺へ抜けたのですが、その途中は右は疎水がすごい勢いで流れ、左はモロがけっぷち!大人一人で子供4人、人ひとりやっと通れる道をよく無事に抜けたな、と後から考えるとヒヤリとする場所でした。藪蚊が結構いそうな雰囲気で夏場はお勧めできません。
南禅寺の水路閣はみなさんもよくご存知の哲学の道脇の疎水へと抜けているのでありました。
南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で文永元年(1264)に亀山天皇が母の御所として造った離宮・禅林寺殿が前身で、のちに天皇が法皇になってから大明国師の開山によって寺となった場所です。
南禅寺の境内には回りきれないほど、いくつもの建物があり、今回は疎水メインだったのでまた改めて行ってみようと思いました。しかし観光シーズンだからでしょうか、特別拝観をしているところが多く、やっぱ観光はシーズン中に行くほうがお得なのかしらん?と思いました。
琵琶湖疎水記念館
開館時間 3月1日〜11月30日は午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
12月1日〜2月末日は午前9時〜午後4時30分(入館は4時まで) ※動物園からも入館できます
休館日 毎週月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館)
年末年始
入館料 無料
交通案内 市営地下鉄東西線「蹴上」下車徒歩5分
市バス5系統「法勝寺町」下車徒歩5分
駐車場はありませんが、近くに岡崎公園地下駐車場(有料)があります。
京都市上下水道のHP(琵琶湖疎水のページ) http://www.city.kyoto.jp/suido/biwakososui.htm
南禅寺
開館時間 3月1日〜11月30日は午前8時40分〜午後5時
12月1日〜2月末日は午前8時40分〜午後4時30分
入場料 方丈500円、三門500円、南禅院300円 3ヵ所共通券1000円
交通案内 市営地下鉄東西線「蹴上」下車徒歩7分
市バス5系統「永観堂・南禅寺」下車 ※ガイドブックより
駐車場 50台(有料)
南禅寺からの帰り道、参道沿いのおつけもの屋さんの店先で「たけんこ」と言うたけのこのしょうゆ漬けを見つけました。
お値段も手ごろで子供達が試食させていただいたら「超うまい!」と言っていたので買ってみました。
場所は南禅寺を5分ほど下ってある大きな交差点「南禅寺前」を渡ってまっすぐ。もうこの交差点を渡ったらすぐに見える「ながや」という小さなおつけもの屋さんでした。
家に帰ってその日の夕食に出しましたが、たけのこ嫌いのナツも「もっと食べたい!」と言っていました。
たけのこは丁度いま季節なのでお勧めです。